日常写真とは？優れたライフスタイル写真を撮るコツ8つと例

ECサイト等で掲載する商品画像では、ユーザー自身がその商品を使っているところを具体的にイメージできることが重要です。そのため、生活シーンの中で商品や人々を自然に捉え、リアルなライフスタイルを表現する「日常写真」の手法が効果を発揮します。

本記事では、自然で魅力的な日常写真を撮影するための8つのコツと、ブランドの世界観をより伝えるためのポイントをわかりやすく紹介します。日常写真で商品撮影の質を高めたい方に役立つ内容をまとめました。

日常写真とは？

日常写真とは、生活シーンを撮影した写真に、商品がたまたま映り込んだように自然な形で紹介するスタイルの写真のことです。スタジオ撮影のような作り込まれた演出ではなく、自宅・カフェ・街中など、日常の延長にある環境で撮影するのが特徴です。

自宅でスマートフォンを使っている様子や、普段のコーディネートの中でアイテムを身につけている姿など、生活の流れの中に商品が溶け込んだシーンを撮影します。こうした日常のリアリティが、商品の見た目やスペックを伝えるだけではない親しみやすさと信頼感を生み、ユーザーに「自分の生活にも馴染みそう」「こんな風に役立つのか」と感じてもらえる点が大きな魅力です。

日常写真の例

日常の瞬間

日常のワンシーンを切り取った写真は、商品が普段の生活にどのように馴染むのかを自然に伝えられる点が魅力です。

朝の準備やリラックスタイムなど、生活の一部として使われている様子を写すことで、ユーザーは自分の毎日の中でその商品を使うイメージを抱きやすくなります。リアルな雰囲気が伝わる日常写真は、商品への親近感や購入後の使用イメージを高める効果が期待できます。

家族とのあたたかいひととき

家族の時間を切り取った写真は、ファミリー層や親世代をターゲットオーディエンスとして情報を発信する場合に非常に効果的です。家族みんながリビングでくつろぐ姿や、食卓を囲む場面などを見せることで、この商品が家族の暮らしをどのように豊かにしてくれるのかを直感的に伝えられます。

また、育児や家事といった日常の悩みを商品がどのようにサポートするのかを表現できるため、ユーザーが自分ごととしてイメージしやすくなる点もポイントです。家族の温かさや安心感が伝わる写真は、ブランディングにおいて信頼感を高める役割も果たします。

外で過ごす時間

公園での散歩やピクニック、山歩き、海辺でのリラックスなど、屋外で過ごすシーンを収めた写真は、アウトドア用品や衣料品、アクセサリーを扱うブランドにとって特に効果的です。自然の中で商品が使われている様子を見せることで、ユーザーは「実際の使用イメージ」や「外で過ごす楽しさ」をよりリアルに感じることができます。

また、季節感や開放感が伝わる写真は、ブランドの世界観を魅力的に演出し、商品の機能性やデザイン性を直感的に訴求できる点もメリットです。

友人との集まりやイベント

友人同士の食事会やホームパーティー、季節のイベントなどを写した写真は、食品・飲料・パーティー用品を扱うブランドにとって効果的です。料理を囲んで楽しむ場面や、テーブルコーディネートが引き立つシーンを見せることで、商品がイベントの雰囲気をどのように彩るかを直感的に伝えられます。

また、盛り上がりや賑わいが伝わる写真は、ユーザーに「自分もこんな時間を楽しみたい」と思わせる効果があり、商品の魅力をより強く印象づけることができます。

商品やサービスの使用シーン

実際に商品やサービスを使用している様子を写した写真は、「どんな場面で、どのように役立つのか」を具体的に伝えるうえでとても効果的です。

料理をしている手元、家事や仕事の合間に使っている様子、友人と一緒に楽しんでいる瞬間など、リアルな利用シーンを見せることで、ユーザーは購入後の生活をより鮮明にイメージできます。

優れた日常写真を撮るコツ8つ

1. リアルなシーンを選ぶ

日常写真のロケーションを選ぶ際は、生活感のある場所を意識しましょう。居心地のいいリビング、落ち着いた雰囲気のカフェ、季節を感じられる公園など、普段の生活を自然にイメージできる場所が理想です。リアルな環境で撮影することで、ユーザーが写真に共感しやすくなり、商品への親近感も高まります。

生活感のあるロケーションを選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。

• 地元のスポットを探す：近所のカフェ、公園、市場など、生活に根付いた場所を候補にしましょう。

• ターゲットのライフスタイルを意識する：ターゲット層が普段どんな場所で時間を過ごすのかを踏まえ、その世界観に合うロケーションを選びます。
• 自然光を活かす：明るい窓際や屋外など、柔らかい自然光が入る場所は写真に温かみが生まれます。
• 生活感のある小物を取り入れる：本や観葉植物、マグカップなど、日常を感じるアイテムを配置するとリアルな雰囲気が出せます。
• 事前にロケハンする：本番前に候補地で試し撮りを行い、カメラを通したときの見え方を確認しておくと安心です。

2. 写真でストーリーを伝える

写真をより印象的に仕上げるためには、写真の中に物語を感じさせることが大切です。

被写体同士のやり取りや、時間の流れの中で生まれる感情の変化を捉えることで、見る人がシーンに引き込まれ、写真に深みが生まれます。誰かが散歩や趣味を楽しむ様子、家族が一緒に過ごす温かな瞬間など、日常のワンシーンに物語性を持たせることで、共感を呼ぶストーリーテリングの手法を取り入れることができます。

商品写真でストーリーを作るポイントは、以下のとおりです。

• 時系列を意識する：朝の支度、友人との一日、おやすみ前のひとときで物語の始まり・途中・終わりをイメージすると構成に一貫性が生まれます。
• 自然な瞬間を逃さない：自然な笑顔やふとした仕草、会話の合間など、感情が動く瞬間はストーリー性を強く感じさせます。
• 小物や背景を活用する：カフェのカップ、公園のレジャーシートなど、シーンに合ったアイテムを使うと物語の雰囲気がぐっと高まります。
• ディテールに注目する：手元の動き、表情の変化、優しい触れ合いなど、小さな描写が写真全体の感情をより豊かにします。

3. さりげなくブランド要素を組み込む

ライフスタイルを切り取った日常写真の中にブランド要素を自然に取り入れることで、統一感のあるビジュアルイメージを構築でき、ユーザーが商品を認識しやすくなります。色味やロゴ、写真のトーンなどを意識的に取り入れることで、ブランドの世界観を生活の中に紐づけることが可能です。こうした積み重ねはブランド認知度を高め、長期的にはファンづくりにもつながります。

日常写真にブランド要素を取り入れるポイントは、以下のとおりです。

• ブランドの商品を実際のシーンで使う：洋服ならモデルに着用させる、生活雑貨なら自然な生活の流れの中で使用している様子を撮影するなど、さりげなく存在感を出しましょう。
• 写真のスタイルガイドを作る：色味・明るさ・照明・構図などのルールをドキュメント化し、チーム全体で統一された写真を制作します。
• ブランドのムードボードを用意する：ブランドカラー、世界観、理想的なテイストを画像で整理しておくと、撮影方針の共有がスムーズになります。
• ブランドカラーを小物や背景に取り入れる：ブランドカラーに近いインテリアや小道具を選ぶことで、写真に自然な統一感が生まれます。
• 実際の生活シーンで商品を使う様子を写す：料理、掃除、仕事、趣味の時間など、日常の中で商品が役立つ瞬間を捉えると、生活に溶け込むイメージが伝わります。

4. ブランドイメージに合ったモデルを起用する

ブランドの世界観に合ったモデルを選ぶことは、親しみやすく本物らしい日常写真を撮るうえで欠かせません。プロモデルだけでなく、友人や実際の顧客に協力してもらうケースでも、ターゲット層のライフスタイルを反映した人物を選ぶことで、ユーザーは写真の中に自分を重ねやすくなります。モデルを選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。

• 理想のモデル像を明確にする：ブランドの世界観に合う年齢・雰囲気・スタイルなどを事前に整理し、どのようなライフスタイルを表現したいかを明確にしておきましょう。
• 実際の顧客に協力してもらう：リアルなユーザーを起用すると信頼性が高まり、商品が日常生活に自然に馴染む様子をより説得力を持って伝えられます。
• 友人や家族に依頼する：予算を抑えたい場合は、ブランドイメージに合う友人や家族にモデルをお願いする方法もあります。自然な雰囲気が出やすいのもメリットです。
• テスト撮影で相性を確認する：本番前に軽いテスト撮影を行い、カメラの前でどれだけ自然体でいられるか、ブランドの雰囲気とマッチするかを確認しましょう。

5. 自然体でリラックスしたポーズを引き出す

日常写真では、被写体が自然体でいられるかどうかが写真のリアルさを大きく左右します。リラックスした姿勢や表情は、日常の空気感をそのまま伝えてくれるため、見る人にとっても共感しやすく、写真全体の魅力がぐっと高まります。逆に、不自然なポーズや過度に演出された動きは、写真の世界観を壊し、信頼性を損なう原因にもなりえます。自然に見える仕草や動作を引き出すことが、リアルなライフスタイルを表現するポイントです。自然なポーズを引き出すためのコツは、以下のとおりです。

• リラックスできる雰囲気をつくる：軽い雑談をしたり、好きな音楽を流したりして、被写体が自然と肩の力を抜ける環境をつくりましょう。
• 動きを取り入れる：歩く、コーヒーを淹れる、料理をするなど、日常の動作をしてもらうと自然な姿勢が生まれます。
• 細かい指示は控え、シンプルな声掛けを：「会話してみてください」「そのまま手元の作業を続けてください」など、ざっくりした指示の方が自然な表情を引き出せます。
• 小物を使って手元の動きを出す：本、マグカップ、スマホなど、シーンに合った小物を持ってもらうと、より自然な仕草が生まれます。
• オフショットを意識して撮る：合間の笑顔やふとした表情など、撮影に身構えていない時の方が魅力的な瞬間が多いものです。常にカメラを構えておくと自然な一枚が撮れます。

6. 撮影リストを用意して整理する

効率よく撮影を進めるためには、事前にどんなショットを撮るかを明確にした撮影リストを準備しておくことが重要です。撮影中の抜け漏れを防げるだけでなく、限られた時間やスタッフのリソースを最大限に活用できます。効果的なショットリストを作るポイントは、以下のとおりです。

• 必要なショットを洗い出す：物語やシーンに欠かせないカットをリストアップし、構図やカメラ位置（正面・斜め・クローズアップ・広角など）も一緒にメモしておきましょう。
• シーンごとに整理する：「リビング」「キッチン」「屋外」など、ロケーション別にショットを分類しておくと、撮影の動線がスムーズになります。
• 将来の利用シーンを想定する：Webサイト、ランディングページ、SNS、商品ページ、メールなど、さまざまな用途で使えるように幅広いショットを確保しておくと後から困りません。

7. 自然光を意識し、時間帯や場所を計画する

自然光を使った撮影は、写真の印象を大きく左右します。光の向きや強さは時間帯によって変化するため、どのシーンをどんな光で撮るかを事前に計画しておくことで、写真全体のクオリティを高めることができます。特に、日の出直後や日没前の「ゴールデンアワー」は柔らかく温かみのある光が入り、屋外での日常写真を撮影するのに最適です。光をコントロールすることで、写真のムードづくりや伝えたい感情の演出がよりしやすくなります。自然光を最大限に活かすポイントは、以下のとおりです。

• ゴールデンアワーを把握する：日の出・日の入り時間をチェックできるアプリを活用し、最適な時間帯に撮影を組みましょう。
• ロケーションを事前に確認する：同じ場所でも時間帯によって光の入り方が変わるため、事前に下見をして光の変化を把握しておくと安心です。
• リフレクターで光を補う：日中の撮影では、リフレクターで影を和らげたり、自然光を被写体に当てたりすることで、バランスの良い明るさを保てます。
• 逆光撮影に挑戦する：特にゴールデンアワーの逆光は、柔らかく幻想的な雰囲気を生み出すため、日常写真との相性が抜群です。
• 天気の違いも活かす：曇りの日はポートレートに理想的な柔らかい光を生み、晴れの日は鮮やかな色が際立ちます。天気に合わせた撮影計画を立てましょう。

8. カメラ設定と必要な撮影アクセサリーを準備する

撮影に使う機材は、高価で複雑なものである必要はありません。予算が限られている場合でも、スマートフォンで十分に高品質な写真を撮影できます。予算に余裕がある場合は、目的に合わせて必要なカメラや撮影用アイテムを揃えることで、写真の完成度をさらに高められます。撮影機材を選ぶ際のポイントは、以下のとおりです。

• 用途に合ったカメラを選ぶ：DSLR（デジタル一眼）やミラーレスなど、それぞれ特徴が異なります。撮りたい写真のスタイルに合うものを選びましょう。
• 汎用性の高いレンズを選ぶ：24–70mmのズームレンズは、広角から中望遠まで幅広く対応でき、さまざまなシーンで使いやすい万能レンズです。
• 必要最低限のアクセサリーを揃える：三脚、リフレクター、外付けフラッシュなどがあると、安定した撮影や光の調整がしやすくなります。ただし、高価なもので揃える必要はありません。
• 予備のバッテリーとメモリーカードを準備する：撮影途中で機材が使えなくなることを防ぐため、スペアのバッテリーと十分な容量のメモリーカードを用意しておきましょう。

優れた日常写真の特徴

生活に溶け込んで見える

日常写真の最大の魅力は、商品が普段の生活に自然に溶け込んで見える点です。スタジオ撮影のような堅い雰囲気ではなく、実際の暮らしを感じられる背景と組み合わせることで、ユーザーは自分の生活シーンに置き換えて想像しやすくなります。親しみやすさが増すことで、商品への好感度や購買意欲も高まりやすくなります。

良い場所で撮られている

日常写真では、ロケーション選びが写真全体の印象を大きく左右します。自然光が入る部屋や雰囲気のあるカフェ、公園など、リアルさと魅力が両立した場所を選ぶことで、写真の完成度が高まります。事前に下見をして撮影許可を確認しておくと安心です。適切なロケーションは、商品やライフスタイルの魅力をより引き立ててくれます。

見ていて惹きつけられる

日常の何気ない瞬間を切り取った写真は、見る人の感情に自然に訴えかけます。「自分もこんな時間を過ごしたい」と思わせるシーンは、ブランドへの好印象につながり、エンゲージメントも高まりやすくなります。また、商品が使われている瞬間をわかりやすく示すことで、生活の中での使い方や利便性を具体的にイメージさせることができます。

SNSで共有したくなる

共感できる日常シーンや美しい生活風景は、SNSでシェアされやすい特徴があります。ユーザーが「素敵」「真似したい」と感じる写真は自然に拡散され、ブランドの認知向上にもつながります。また、ユーザー自身に日常写真を投稿してもらうキャンペーンを行えば、コミュニティづくりや口コミマーケティングを強化することも可能です。

商品やブランドの良さが伝わる

日常写真では、商品をポジティブで自然な文脈で見せられるため、ブランドの価値や魅力が直感的に伝わります。高品質な写真は「このブランドは丁寧に作っている」「信頼できる」という印象を与えやすく、消費者の態度形成にも影響します。商品が生活の中でどう役立つかを示すことで、理解促進と購買意欲向上の両方を狙うことができます。

日常写真で避けるべき5つのミス

不自然で演出過多なシーン

日常写真で最も避けたいのは、過度に演出されて作られた雰囲気が出てしまうことです。

ポーズが固すぎたり、小道具が不自然に配置されていたりすると、写真が本来持つべきリアルさが失われ、ユーザーが感情移入しにくくなります。自然な日常を切り取るはずの写真が、広告のように感じられてしまうのは逆効果です。撮影時は、モデルに自由に動いてもらい、実際にその場で行われる自然なやり取りや表情を引き出すことが大切です。本物の空気感を大切にし、日常の流れの中で生まれる瞬間を捉えることで、説得力のある日常写真に仕上がります。

悪い照明条件

どんなに良い構図や表情でも、照明が悪いと写真全体の印象が大きく損なわれます。

暗すぎたり、影が強すぎたり、光が偏っていると、被写体が不自然に見えたり、写真が素人っぽく見えてしまいます。日常写真は自然体の雰囲気が魅力なので、できるだけ自然光を活用し、柔らかく温かみのある光で撮影することが重要です。特に日の出直後や日の入り前のゴールデンアワーは理想的です。また、影が強い場合は日陰を選んだり、リフレクターを使って光を整えるなど、簡単な対策を加えると写真の質が大きく向上します。

バランスの悪い構図

構図が崩れていると、写真にまとまりがなく、ユーザーがどこを見ればいいのか分からなくなります。

日常写真では自然な雰囲気を目指しますが、構図の基本を無視すると雑な印象につながり、ブランドイメージにも悪影響を与えます。たとえば画面を縦横3つずつに分ける線の交点に被写体を置く「三分割法」を活用すれば、視線の流れが美しく整います。また、背景に写っている道や家具のラインなどを視線が向かう導線として意識すると、写真が引き締まります。周囲のドア枠や植物などをフレームとして使う方法も、奥行きと注目を高めるために効果的です。

モデルが画一的

日常写真は「自分もこのシーンに入り込めそう」と感じてもらうことが重要ですが、モデルの多様性が足りないと、多くのユーザーが自分を重ねにくくなります。

年齢・性別・国籍・体型・ライフスタイルが偏っていると、一部の人にしか響かない写真になってしまいます。ターゲットオーディエンスの幅を考慮し、さまざまな背景を持つモデルを起用することで、より多くのユーザーが共感しやすい写真になります。また、家族・一人暮らし・友人グループなど、異なる生活シーンを取り入れることで、ブランドが多様な価値観を尊重していることも伝えられます。

加工しすぎで不自然に見える編集

編集によって写真の魅力を高めることはできますが、過度なフィルターや加工は日常写真の自然さを損ないます。

肌が過剰に滑らかになったり、色が極端に変わったりすると、リアリティが薄れ、信頼性が下がる原因になります。日常写真の魅力は「そのままの空気感」なので、色補正や明るさ調整などの軽いレタッチに留め、自然な雰囲気を保つことが大切です。肌の質感もリアルさを重視し、不自然なエアブラシ効果は避けましょう。編集はあくまで補助的であり、写真の本物らしさを引き立てる方向で行うのが最適です。

まとめ

日常写真は、商品を生活の中でどう使うかを自然に伝えられる強力な表現方法です。

リアルな生活感や自然光、ストーリー性を意識するだけで、写真の説得力は大きく変わります。本記事で紹介したコツを活用すれば、より親しみやすく、ブランドの世界観が伝わるビジュアルが作れます。ぜひ日常写真を取り入れ、商品の魅力をよりリアルに届けてみてください。

文：Takumi Kitajima